中西哲生【なかにし・てつお】

 元・名古屋、川崎F所属のJリーガー。名古屋では中盤の控えとして、川崎Fではディフェンスの要として活躍、特に川崎Fでは2年越しの昇格争いにおいて重要な役割を果たす。このJ1参入戦を題材とした金子達仁の著作『神を見た夜』、および金子達仁戸塚啓との共著『魂の叫び J2聖戦記』で取り上げられた縁で金子一派に加わる。2000年シーズン終了後引退しサッカーコメンテーターに転身。コンフェデ杯当時、スカパーで放送されていた番組に「MC」として出演。この番組での水沼貴史の彼への非好意的な言動は語り草となった。
関口宏の事務所(株式会社 三桂)に所属していることは有名。必殺技はカメラ目線。TBS、日テレ、WOWOW等にレギュラーを持ち、メディア露出度はかなり高い。生命保険解約、ポルシェ衝動買いといった即物的、刹那的な行動に走っている。
 日本代表に関する論調はトルシエ時代は一貫して否定、ジーコ体制においては初期は擁護派だったが次第に批判的になっている。批判する場合は「監督ではなく選手の手柄(選手ではなく監督の問題)」とするのはトルシエジーコに共通している。
トルシエ時代当時代表だった戸田にインタビューした際、トルシエについて論評していたところ「代表経験も無いのに代表の何が分かるの?」と一蹴されていたりする。