唯一度だけ

AFC アジアカップ2007 マッチナンバー25 クォーターファイナル(3)

日本 1 - 1(P.S 4-3) オーストラリア at ハノイ ミーディン・ナショナルスタジアム


日本の得点:72分:高原直泰

オージーの得点:69分:ジョン・アロイージ


ペナルティ・シュートアウト

オージーキューウェル×、ニール×、ケーヒル○、カール○、カーニー○

日本:中村俊輔○、遠藤○、駒野○、高原×、中澤○

宇都宮徹壱「「私たちのサッカーが完成の域に達していない」というオシムの言葉を、単なる言い訳と取るか、それとも将来的な期待と感じるか、人によって評価は分かれるところだろう。私自身は、今のチームにある種の物足りなさを感じつつも、やはり後者を採りたいと思う。」

セルジオ越後「レベルの高い相手に引いて守られると、なかなかゴールをこじ開けることができないのが残念ながら現在の日本の実力だな」

湯浅健二「この試合では、すべての選手がよく闘った(考え、走った)。特に立ち上がり。抜群のパワーで押し上げてくるオーストラリアの勢いをしっかりと受け止め、自信をもって押し返していったゲーム内容には誇りさえ感じていました。ただし、オーストラリア攻撃の「危険度」を安全レベルまで抑え切れていたかどうかというポイントでは、ちょっと不満は残ったけれど・・。 」

元川悦子「チームとしての一体感、選手層の厚さを見せつけ、内容の伴う勝利でドイツW杯のリベンジを果たした日本」

増島みどり「ドイツW杯に出場した選手たちが、あの時のそれぞれの悔恨を一年間胸に秘め、この日、それを取り返すという力みより、生かすという冷静さをもって臨んだことが結果を呼び込んだ最大の要因なのかもしれない」

大住良之「日本はオーストラリアのフィジカル能力の高さに圧倒されただろうか。ヨーロッパのサッカー界でも有名なストライカーたちに、日本の守備陣は振り回されただろうか。もちろん、ノーだ。」