心臓の囚人

戸塚啓「優勝への登頂ルートは、決してひとつではない」

宇都宮徹壱「気候だけではない、何やら特殊な“磁場”のようなものが、開催国に勢いを与え、優勝候補に呪縛を与えているように思えてならない」


湯浅健二「トレーニングの形式などは、誰でも、様々なアイデアを駆使して効果的なものを考案できる。しかし、誰がそのトレーニングをやらせるのかによって、結果として出てくる効果には雲泥の差が生じる。それは、長いサッカーの歴史のなかで伝承されている「現場の常識」なのです」

宇都宮徹壱「昨日のドローは、日本が“本物”になるための試練ととらえるべきである」

六川則夫「ベトナム入りしてからの指揮官・オシムの妙な不機嫌さと相まって、現地で取材している日本メディアは、オシムに対して批判的な論陣を張っている。「選手選考や起用法がおかしい」に始まり、「メディアに対して不遜」といった記事が目立つが、「ジーコへの対応と比べると何故、ここまで違うのか」。前任者時代との「齟齬」を感じないでもない・・。」