何故かバーニング

宇都宮徹壱“総括”で隠されたもの 第5回フットボールカンファレンスより
#ウツ氏は書いてませんが、4年前のカンファレンスでは当時、代表監督就任直後のジーコが「優勝したブラジルは4バックだった」等ツッコミどころありまくりの公演をしてます。
千野圭一一昔前には考えられなかった対戦盛岡商と作陽の対戦は、基本に忠実なプレーができる高校が全国に広がり増えていることの証明であり、今後も新たに躍進を果たす可能性を秘めた高校が多く現れるだろうことを予感させる出来事だと嬉しく思っている
中小路徹組織を保つうえでコミュニケーションが欠かせないDF陣の一角として、まず社会性がある宮本は、海外移籍の条件を備えている
#昨年末のインタビューといい、中小路さんは宮本がお気に入りです。理由はわかりませんが、邪推は広がります(苦笑
#昨年のワールドカップ大会中、クロアチア戦後の6/21に朝日に掲載された中小路コラム。

リーダー宮本の孤独
 なぜ日本代表のDFの核が宮本なのか。強く、速いDFが他にもいるではないか。疑問を持つファンも多いだろう。

 確かに宮本はミスをした。豪州戦の3点目はアロイジと相対したDF駒野へのカバーリングが遅れた。
クロアチア戦でPKを与えた反則は、本人も「判断ミス」と認める。スピードに自信がないため、最終ラインを上げられないという指摘もある。

 それでも宮本が欠かせないのは、チーム全体を見渡せる選手が他にいないからだ。
結束感に欠けるとみれば、選手ミーティングを開く。仲間となじみにくい中田英とチームをつなぎ続けた。

 DF中沢(横浜)が「監督への意見はツネさんが言えばいい。皆が言うと収拾がつかなくなる」と話すように、
選手の総意をジーコ監督へ伝える役もこなす。選手が主役、という姿勢を貫くジーコ監督のもとでは、その存在自体、貢献度が高い。
出場停止のブラジル戦も、宮本の役割は依然として大きい。

 04年アジアカップで出番もないのに、控え陣を盛り上げ続けたMF藤田(名古屋)。
05年の最終予選バーレーン戦の前、あの「アブダビの夜」の選手ミーティングで一体感を力説したDF三浦淳(神戸)。

 そんな「大人たち」が今はいない。宮本は孤独かもしれない。