星ばかり見ていた
中小路徹「一回戦や５位決定戦でもすごい観客数を出したクラブＷ杯」
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大住良之「ＦＩＦＡクラブワールドカップ2006──「サッカーの真理」を示したインテルナシオナル」
ＦＩＦＡの発表は、実際にスタジアムにきた人数ではない。入場券が「出た（『売れた』ではない）」数にすぎない。
スタジアムにきた実数を発表しているＪリーグの数字とは、根本的に意味が違う。
この数字を持ってＦＩＦＡのブラッター会長は「すばらしい成功」と絶賛しているが、大会運営にはまだまだ問題点が多いように思えた。日本サッカー協会は大会の運営を電通にまかせっきりで、電通は独占放映権をもつ日本テレビに大会の告知を頼りきりという印象がある。
ただ派手に騒ぎ立てるのではなく、本当に日本のサッカーの発展に役立つものにしなければ、日本で開催を続ける意味はない。
