みそか

湯浅健二「中田英寿の「プロ引退宣言」に、まったく他のことを書く気が失せてしまった湯浅でした。ホント、ちょっと待ってくれよ・・ってな心境」


増島みどり「止まないカーテンコールを、もう一度」


小田嶋隆「ゆっくり休めよ。そして、半月ぐらいしたら、シレッとした顔で現役復帰宣言だ な。待ってるぞ。」


セルジオ越後「中田の功績は海外で成功し、後に続く者が出てきたこと、マスコミを巻き込みサッカーを大きな産業にしたことだ」


武智幸徳「「世界」と「日本」と「中田」の位相は結局、ずっと変わらないままだった気がする」


宇都宮徹壱「テレビ、新聞、あるいは、あまたあるブログにおいて、中田英寿引退を惜しむ言葉が溢れ返っているはずだ。そして時を置かずして、彼と親交の深いジャーナリストや「中田英ウォッチャー」と称される人々が、美しい諧謔(かいぎゃく)を織り交ぜながら惜別の言葉をつづるのであろう。」


金子達仁「こうなるんじゃないかと思っていた。驚きではないし、想像できた。ブラジル戦の前に「オレのこと信じてくれてありがとう」というメールが来たので嫌な予感がしていた」


戸塚啓「やっぱりヒデが必要だ、とは思いたくない。たぶんそれは、彼が一番避けたいことじゃないかと思う」


ジェレミー・ウォーカー「中田のラストゲーム、そして思い出」


永井洋一

スカパー181ch デイリーニュースより

「ニュースを出すタイミング、曜日、用意された周到なよくできた文章で。こういう事を言ったらファン
 に怒られるでしょうけど、非常に筋書き通りと言いましょうかね。そういう意味では中田ないし、中田
 の周辺にいる人らしいなという気が穿った見方ですけど、したんですね。同時に中田選手本人の
 意思とかね・・そういうものもあるんだけど・・こういうようなドラマチックな演出を見るとね。彼のこれ
 からの人生というものが、色んな取り巻きの方々にね翻弄されるのではないかという危惧というか
 ね・・中田選手自身は非常にしっかりとした人間ですけどもそういうことを感じてしまう。」

「彼は前々から自分の生き方みたいなものを自分自身で演出するような所があって、その中のひと
 つという感じもあったし。だからある意味『中田ファン』という人達にとってはカッコイイというのもある
 のかもしれないけど、サッカーそのものを愛している人から考えると『あれ、あなたサッカーに対して
 そのぐらいの事しか考えてなかったの?』という感想を持つ人もいるかもしれない。それは色々な見
 方が出てくるかもしれません。」

「これから色んな意見が出てくるとは思いますけど、ただこれをきっかけにね、彼が頑張って燃え尽き 
 たけど他の日本の選手はどうだったんだというような対象の見方にはあまりして欲しくない気がしま
 すけどね。」

「常に色々な、特異な話題を振りまいてきた選手ではありますけど。選手としては非常に良いプレイヤ
 −だったとは思います。ただ色んな周辺の、どうでもいいような話題も多かったですよね。まぁメディ
 アにとってはかっこうの選手だったんではないですか、そういう意味ではね。」

「こう言っちゃなんだけど、またファンに怒られるかもしれませんけど、相当ナルシスト的なところがある
 選手ですから。自分を演出をするという事に関してえらく気を使っているところがあるので、そのあたり
 が意見が分かれるところではないですかね。」