2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

死にもの狂いのカゲロウを見ていた

AFC アジアカップ2007 マッチナンバー31 サードプレイス・プレーオフ 日本 0 - 0 (P.S 4-5)韓国 at パレンバン グロラ・スリーヴィジャヤ・スタジアム ペナルティ・シュートアウト 韓国:JJ○、オ・ボムソ○、イ・クンホ○、イ・ホ○、キム・ジンギュ○、キ…

ハヴェルカ

小田嶋隆:「結果が出てから言うのもナンだが、アジア杯の結果は、フェータルなものではない。アジア杯では、戦術云々よりも、チームスピリッツが醸成できれば最低限の仕事は果たしたと考えるべきだと思う。というのも、サッカー自体の内容を問うには、アジ…

ハッピー・アンラッキー

AFC アジアカップ2007 マッチナンバー30 セミファイナル(2) 日本 2 - 3 サウジアラビア at ハノイ ミーディン・ナショナルスタジアム 日本の得点:37分:高原直泰、53分:阿部勇樹 サウジの得点:35分:ヤセル・サイード・アル・カフタニ、47分&57分:…

唯一度だけ

AFC アジアカップ2007 マッチナンバー25 クォーターファイナル(3) 日本 1 - 1(P.S 4-3) オーストラリア at ハノイ ミーディン・ナショナルスタジアム 日本の得点:72分:高原直泰 オージーの得点:69分:ジョン・アロイージ ペナルティ・シュートアウ…

旅の途中

宇都宮徹壱:「派手で、話題性があって、とにかく分かりやすかったジーコ・ジャパンへの甘美なるノスタルジア――それこそが、オシムが目指すサッカーにとっての“障害”であったと考えて差し支えないだろう。となれば、今回のオーストラリア戦は、そうした“障害…

Everybody In The Place

湯浅健二:「理不尽だけれど、強烈な刺激だよね。言われた通りにしか動かなかったことでイビツァさんに文句を言われた(!?)憲剛にしても、フムフムと納得顔なのですよ。なかなかイビツァトレーニングの哲学的なバックボーンがチーム全体で「本当の意味」…

Setting Sun

湯浅健二:「人とボールがしっかりと動きつづける組織的なプレーと、勇気をもって仕掛けていく個人プレーが高い次元でバランスしている。やはり韓国の選手たちは、強烈な意図と意志を主体的に表現できるということなんだろうね」 西部謙司:「NGワードは「3…

Unfinished Words

AFC アジアカップ2007 マッチナンバー17 グループB 日本 4 - 1 ヴェトナム at ハノイ ミーディン・ナショナルスタジアム 日本の得点:12分&59分:巻佑樹の兄貴、32分:ガチャピン、53分:中村俊輔 ヴェトナムの得点:8分:鈴木啓太(オウンゴール)湯浅健…

Spindle

六川 亨:「カタール戦のドローもオシム監督、千田通訳、記者団との関係を円滑にするための、貴重な勝ち点1だったのかもしれない」 宇都宮徹壱:「私としては、何としてもオーストラリアには決勝トーナメント進出を果たしてほしい、と願っている。それは今…

ハム食べたい

AFC アジアカップ2007 マッチナンバー12 グループB 日本 3 - 1 UAE at ハノイ ミーディン・ナショナルスタジアム 日本の得点:22分&27分:高原直泰、42分(p.k.):中村俊輔 エミレイツの得点:66分:サイード・アルカス湯浅健二その1:「さて、オシム日本…

心臓の囚人

戸塚啓:「優勝への登頂ルートは、決してひとつではない」 宇都宮徹壱:「気候だけではない、何やら特殊な“磁場”のようなものが、開催国に勢いを与え、優勝候補に呪縛を与えているように思えてならない」 湯浅健二:「トレーニングの形式などは、誰でも、様…

夢の端々

FIFA U-20 ワールドカップ2007 カナダ大会 マッチナンバー40 決勝トーナメント1回戦 日本 2 - 2(p.k 3-4) チェコ at ヴィクトリア ロイヤル・アスレティック・パーク日本の得点:22分:槙野智章、47分(p.k.):森島康仁 チェコの得点:74分:オンドレイ・…

ナチュラル・カタストロフィー

AFC アジアカップ2007 マッチナンバー4 グループB 日本 1 - 1 カタール at ハノイ ミーディン・ナショナルスタジアム 日本の得点:61分:高原直泰 カタールの得点:88分:アンドレス・セバスティアン・ソリア・キンターナ湯浅健二その1:「どうしても「タ…

kingdom

マッチナンバー1 グループA タイ 1 - 1 イラク at バンコク ラッチャマンカラー・ナショナルスタジアムタイの得点:6分(p.k.):ステー・サクソムキット イラクの得点:77分:ユーニス・ハリフ・マハムード主審:クォン・ジョンチル(韓国) 宇都宮徹壱の日…

レトリックス&ロジックス

マッチナンバー2 オーストラリア 1 - 1 オマーン at バンコク ラッチャマンカラー・ナショナルスタジアムオマーンの得点:31分:バダル・ムバラク・アル・マイマニ オージーの得点:90分+:ティモシー・ジョエル・”ティム”・ケーヒル主審:エディ・マイレ…

メトロノーム

後藤健生:「アジアカップで「ノルマ」が必要なのか?「ノルマ」(=順位)で、とやかく言うのは、客観的なようであって、実は分析から逃避した責任逃れでしかない」 山内雄司:「個人的には、リズムの変化、緩急の使い分けに期待している。それはこれまでも…